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〜横隔膜×咀嚼で“内側から深呼吸”を取り戻すセルフケア〜
年末年始は、やることが多くて気づけば 呼吸が浅くなってる。
そして、おせち・お餅・お菓子…と美味しいものが増えて、ついダラダラ食い・ 早食い になりやすい。
この「浅い呼吸」と「早食い」は重なって起こりやすく、
- 肩こり・首こり
- 背中の張り・腰の重だるさ
- 胃腸の疲れ、眠りの浅さ
- 口の乾き、口臭が気になる
など、“年末年始あるある”につながります。
今回は、呼吸コンサルタントの 大貫崇(おおぬき たかし)さんの考え方(「まず吐ける体をつくる」)をヒントに、
私の整体の師匠、杉本錬堂先生が開発した
口(口腔)・咀嚼(噛む)・横隔膜(呼吸の主役)をまとめて整える方法をお伝えします。
1日2万回の呼吸。「吐けているか?」が体調の分かれ道

よい呼吸のポイントは、意外ですが “吸う”より“吐く”が先。
吐ききれないと、横隔膜が下がったまま固まりやすく、無理に吸おうとして
肩が上がる/腰が反る/口が開く(口呼吸) が起こりやすくなります。
すると、首肩・背中・腰がしんどくなりやすく、口の中も乾きやすい…。
年末年始に不調が増えるのは、こういう “呼吸のクセ” が関係していることが多いです。
目安:理想の呼吸数は「1分間に6回」?(まずは10回以下へ)

日経ヘルスでも紹介されている呼吸の目安として、
安静時に1分10回以下、さらに整ってくると 6回/分 がひとつの目標として語られています。
ただし大事なのは、
「常に6回で生活しなきゃ」ではありません。
「練習として6回/分を作れる体」= 吐ける体 を目指す、という使い方が現実的です。
30秒でできる「呼吸セルフ診断」:あなたはどのタイプ?

① まずは1分間、呼吸数を数える(吸って吐いて=1回)
静かな場所で座るか仰向けで、1分間の呼吸数を数えます。
- 9回未満:かなり良い(ゆっくり呼吸ができている)
- 10〜14回:平均的(ここから“吐ける練習”で変わる)
- 15〜19回:やや多め(吐ききりが苦手なサイン)
- 20回以上:多すぎ(浅い呼吸・吸いすぎの可能性)
② 次に「呼吸のクセ」をチェック(当てはまるほど要調整)
普通に呼吸してみて、当てはまるものを数えてください。
- 吸うとき、肩が上がる
- 無意識に 口が開く/口で吸っている
- ゆっくり吐けない(吐く途中で止まる)
- ゆっくり吐くと反動で 大きく吸ってしまう
- ゆっくり吐くと 苦しくなる
- 呼吸が 胸だけ or お腹だけ に偏る
- 口の中が乾きやすい/朝、喉がイガイガする
- 食事中に 噛む回数が少ない・早食い が多い
3つ以上当てはまる方は、年末年始だけでも「吐く呼吸」と「噛む」を意識するだけで体感が変わりやすいです。
1分で体感:「6回/分」を作るミニ練習(お正月の食べすぎ対策にも)

6回/分は、1呼吸=10秒(吸う+吐く) のペース。
おすすめ:1分だけ
- 鼻で 4秒吸う → 口すぼめで 6秒吐く ×6回
きつければ - 3秒吸う → 5秒吐く からでOK。
ポイントは 吐くこと優先。
吐けるほど、肩が下がり、口も閉じやすくなります。
※めまい・息苦しさ・動悸が出る場合は中止してください。
「口呼吸」は口腔環境を乾かしやすい。だから“噛む”が効く

口が開きやすい=口呼吸が増えると、口の中が乾きやすくなります。
乾燥が続くと唾液の働き(自浄作用)が落ちやすく、口臭やトラブルが気になる方も増えます。
そこで年末年始にこそ大切なのが 咀嚼(よく噛む)。
お正月のコツ:一口目だけ「47回」
いきなり全部は無理なので、まずは
最初の一口だけ、ゆっくり47回。
唾液が出て、胃腸もラクになり、呼吸も落ち着きやすくなります。
天城流湯治法:横隔膜を起こすセルフケア(3〜5分)

ここからは、年末年始に入れてほしい天城流のセルフケアです。
※痛みが強い/皮膚トラブルがある方は中止。爪は短く、力は“痛気持ちいい手前”で。
① 右の耳の上〜頭頂部の生え際(横隔膜のスイッチ)
- 右の耳の上から頭頂部の生え際にかけて
- 親指の爪先で 頭蓋骨から筋膜をはがすように切る(小さく刻む感じ)
→ 右の横隔膜付着部に関係する 右下肋の筋膜が緩みやすい、という考え方です。
② 右の下肋部(横隔膜の付着周囲)
- 右の下肋部に、右手の 2〜4指の第一関節まで を使い
- えぐるように“はがして緩める”
- 呼吸は 吐きながら 行う(吐くほど肋が内側に降りる感覚が出やすい)
③ 左も同様に
- 左の耳上〜生え際
- 左の下肋部
を同じように行います。
④ 胸の前(第2〜5肋骨の間)を“外へはがす”
- 胸の前の 第2〜5肋骨の間 を、指先の爪先で
- 外へはがすように緩める
仕上げ:30秒「吐く呼吸」で、口と横隔膜をつなぐ
セルフケアのあとに30秒だけ。
- 鼻から静かに吸う(無理に深く吸わない)
- 口をすぼめて ゆっくり長く吐く(吸うより吐くを長めに)
- 吐き終えたら、自然に吸ってOK
年末年始のおすすめルーティン(1日1回でOK)

- 食事:最初の一口だ47回噛む
- ⇒口の乾きが気になる人:まず“口を閉じやすい体(横隔膜)”を作る
- 夜:夜の8時までには食事を終わらせる。
- 寝る前・朝:天城流セルフケア(3〜5分)+吐く呼吸30秒(できれば6回/分の1分練習)
「食べる(咀嚼)」と「呼吸」は、同じ一本の線でつながっています。
それでも不調が続く方へ
セルフケアをやっても戻る/息が吸いにくい感じが続く/首肩や背中が固まりやすい…
そんな時は、呼吸(横隔膜)と姿勢のクセが関係していることがあります。
当院では状態を確認し、あなたに合う整え方を提案します。

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それでは2026年も皆様にとって良い年となりますように🌟
2026年1月の空き枠
- 【1/5(月)】9:40/16:30
- 【1/6(火)】11:40/18:20
- 【1/7(水)】15:00/16:20/17:40
- 【1/8(木)】9:00/15:00/16:20
- 【1/9(金)】9:00/15:00/17:00
- 【1/10(土)】11:50/17:00
- 【1/13(火)】9:00/11:00/15:40
- 【1/14(水)】9:00/16:40/18:00
- 【1/15(木)】9:00/9:40/12:00/15:00/17:00
- 【1/16(金)】9:40/11:10/15:00/16:00/17:00
- 【1/17(土)】9:40