
目次
― 習慣と体操で背すじピン
こんにちは、なかうら整骨院の中浦です。
前回は「腰曲がりは60代から始まり、健康寿命に大きく関わる」
という内容をお伝えしました。
今回はその 予防・改善のための習慣と体操 についてご紹介します。
NG習慣とOK習慣
腰曲がりを進めてしまう生活習慣は、日常の中に潜んでいます。
老化を加速するNG習慣
- 長時間座りっぱなし
- 足を組むクセ
- 下を向いたままのスマホ操作
- 猫背のままでのデスクワーク


若さを保つOK習慣
- 1時間ごとに立ち上がって肩や背中を動かす
- 胸を開いて深呼吸をするストレッチ
- 腹筋と背筋をバランスよく使う運動
- 立ち上がるときは「両ひざを軽く打ち合わせる」など腰や膝への負担を減らす
このように、悪い習慣を減らし、良い習慣を積み重ねることが大切です。
背骨から若返る!4つの体操
北海道千歳リハビリテーション大学の世古俊明教授が指導した「腰曲がり予防教室」では、週2〜3回の体操で脊柱後弯角度が平均5度改善することが確認されました。見た目の印象も明らかに若返る結果が出ています。
具体的な4つの体操(概要)
- 背すじを伸ばす体操
うつぶせになり、肘は肩の真横にセットし30秒キープ。次に、肘は床につけたまま上体を起こして30秒キープ。最後に手のひらで支えて上体をさらに起こして30秒キープする。

2.壁もたれストレッチ
足は肩幅程度に開き、つま先を壁から20cm程度離す。背骨全体をできる範囲まで反らして骨盤を前傾させ、ふくらはぎが伸びるのを感じながら30秒キープ。これを3セット行う。

3.後ろ足上げ
後ろ側の腰部背筋群と大殿筋の強化。反動をつけずに上げたまま10秒間キープする

4.胸を開くストレッチ
椅子に座って顎を引き、胸を張る。両肘を肩の高さに上げて、後ろに引いて左右の肩甲骨を背中の中心に寄せ、10秒キープ。10回、2セット。
スマホ首にも有効だそうです。

首まわりのエクササイズ
顎を軽く引き、首の後ろを伸ばして頭をすっと後ろに戻す。
👉「カメ首(スマホ首)」改善に効果的です。

「被験者は3カ月間、週に平均2.9回、体操を実施。
その結果、自然な立ち姿勢の脊柱後弯角度が大幅に改善したほか、
背筋群の筋力は向上した。
また、おじぎの動作、上体反らしの動作、いずれにおいても可動域が広がり、
背骨の柔軟性が高まった」とのことです。

(引用:柳本操「背骨から若返る! 腰曲がりを撃退する4つの体操で『背すじがピン』」2025/9/10)
しかし、寝る前や起きてすぐ出ないとできないし、細かくできない方も多いと思います。
これからご紹介するのは、当院でもお伝えしている座ったままいっぺんに
上記の筋を鍛えたり、ストレッチ効果が出るエクササイズ体操です!

1.まずは首を前に出してしまう「前鋸筋」を剥がします。

2.顎を後ろに押して10秒待つだけ

3.フェニックスで背中にスイッチ入れる
(肩甲挙筋、広背筋、菱形筋、僧帽筋)
そのまま、開いた状態で10秒キープします。
(「図解と動画でまるわかり! 一瞬で動ける身体に変わる!」中嶋輝彦 著)

4.座りながらの始動法
デスクやテーブルに手をついて肘を伸ばしたまま、背中は床と平行にします。
肩から右回転6回、左回転6回行います。
その後、左・右順番に反対の殿部にかけて背骨をそらして伸ばして3呼吸します。
座って、片方の股関節を曲げてイスや手前の代などに乗せて、額に3角形を作り
そのまま前屈して3呼吸します。


患者さんの声
70代の女性で「買い物帰りに荷物を持つのがつらい」と悩まれていた方が、週2回の体操を継続したところ、
- 「背すじが伸びて呼吸が楽になった」
- 「歩くときの視界が広がった」
と大きな変化を実感されました。
まとめ
- NG習慣を見直し、OK習慣を取り入れることが大切
- 週2〜3回のシンプルな体操で背骨の角度が改善し、見た目も若返る
- スマホ首も同時にケアして、肩こりや腰痛の予防にもつながる
腰曲がりは「もう年だから」と諦めるものではありません。
また自分はまだその年代になっていないからと油断をしてると、気づいた時には
曲がり始めてしまいます。
早めのケアと小さな習慣の積み重ねで、
5年後・10年後の姿勢と生活の質は大きく変わります。
ぜひ、習慣にして実践してみて下さいね。
📖 参考記事・出典
- 柳本操「背骨は健康長寿のカギ 『知らぬ間に老け見え』防ぐOK習慣、NG習慣」2025/9/5
- 柳本操「背骨から若返る! 腰曲がりを撃退する4つの体操で『背すじがピン』」2025/9/10
・「図解と動画でまるわかり! 一瞬で動ける身体に変わる!」中嶋輝彦 2018/10/19
・天城流湯治法 杉本錬堂氏の「始動法」
【10月上旬の空き予定】
10/6 (月)11時
10/7 (火)15時
10/8 (水)12時
10/9 (木)9時40分 17時50分
10/10(金)9時40分 11時40分 17時
10/11(土)9時 11時 15時40分 17時
10/14(火)9時 16時20分 18時
10/15(水)9時 16時 17時40分
10/16(木)9時
10/17(金)午前○ 17時40分
10/18(土)15時 17時