「気象病」から体を守る! 自律神経を整える方法

目次
はじめに:5月後半に増える「なんとなくの不調」
「天気が悪くなると頭が痛い」「気圧が下がると古傷がうずく」「朝から体が重い」
このような不調は“気象病”と呼ばれ、特に5月後半から梅雨入り前にかけて急増します。低気圧が続くことで自律神経が乱れやすくなり、さまざまな不調が出るのです。
自律神経の乱れがもたらす体の反応
- 気圧が下がると、副交感神経よりも交感神経が優位になり、体が“緊張モード”に
- 筋肉が固くなりやすく、血流が悪くなる → 頭痛・めまい・肩こり・腰痛・関節痛へとつながる
- 消化機能や睡眠の質も低下し、「なんとなく不調」が慢性化
朝こそ整える!自律神経ケアの3つのセルフケア法
1. 温熱タオルで首・耳まわりをじんわり温める
- 内耳に近い部分を温めることで“気圧センサー”の反応をやわらげる
- 自律神経のバランスが整い、リラックスモードに切り替わる
2. 深呼吸で副交感神経をオンにする
- 鼻からゆっくり吸い、口から細く長く吐く呼吸を3セット
- 朝起きたら布団の中でもできる簡単習慣
3. 当院おすすめの「始動法」(天城流指導法より)



- 朝一番に関節や筋肉をやさしく動かすことで、筋膜と自律神経のスイッチを入れる
- 「背中からの動き出し」で血流アップ

整骨・整体でできること
- 背骨や骨盤、肩甲骨周辺の動きを整えることで、神経と血流の通り道を開放
- 自律神経の調整を目的とした全身施術で、根本的な改善を目指す
- 特に「首の筋膜・胸郭の可動域」は頭痛・めまい軽減に効果あり
食事から整える“気象病対策”
▼ 吉野敏明さんが提唱する「4つの毒」と気象病の関係
吉野敏明先生は、「気象病の根本には神経の慢性的な炎症があり、その引き金となるのが日々の食生活である」と強調しています。
以下の4つの食品群を“避けるべき毒”として挙げています:
- 小麦製品(パン・麺などに含まれるグルテン)
- 植物性の油(とくにサラダ油・ホイップクリームなどに含まれるリノール酸・トランス脂肪酸)
- 乳製品(牛乳・ヨーグルト・チーズなど)
- 甘い物(精製された砂糖類を多く含むお菓子・清涼飲料水)
これらは自律神経系やホルモンバランスに悪影響を与え、特にリノール酸は神経の炎症を引き起こして気象病を悪化させる要因になるとされています。
また、女性はホルモンの影響を受けやすく、エストロゲンの変動が自律神経と密接に関係しており、月経周期中に症状が出やすくなる傾向もあるとのこと。
おすすめ:YouTubeで「吉野敏明 気象病」と検索し、ご参考になさってださいね。
▼ デトックスにおすすめの春の食材スープ
- タケノコ、生姜、玉ねぎ、三つ葉、小松菜など、春が旬の食材で毒出し力をサポート
- 発酵食品(味噌・ぬか漬け)を活用し、腸内環境も整える
- 味付けは梅干しや天然だしを使い、添加物を避けることで肝臓・腎臓の負担も軽減
これらを取り入れた“春のデトックススープ”は、気象病予防だけでなく、女性のホルモンバランスや生理不順の緩和にもつながる食事法です。

薬に頼りすぎないことの大切さ
気象病の不調を「とりあえず鎮痛剤」で抑え続けていませんか?
- 薬が効かなくなる“耐性”の問題
- 依存性が高まりやすくなる
- 痛みを感じなくすることで、体の危険サインを無視してしまう
だからこそ、“整える”ケアが必要です。
まとめ|背骨を整えると、気圧にも負けない!
天気に左右されない身体を作るためには、背骨・骨盤・肩甲骨のバランスを整えることが何よりの近道です。
整骨院では、自律神経の通り道でもある背骨や筋膜の動きを改善し、気圧変動に強い体づくりをサポートしています。
薬に頼る前に、整体+セルフケア+食事で、内からも外からも体を整えていきましょう。

5月下旬の空き予定
5/16(金) 10時 12時
5/17(土)15時
5/19(月)9時 11時 15時 17時
5/20(火)午前〇 午後◎
5/21(水)10時20分 12時 17時
5/22(木)16時 17時
5/23(金)9時 9時40分 12時 15時
5/24(土)15時40分 17時
5/26(月)9時 10時 15時 16時 18時20分
5/27(火)午前〇 17時
5/28(水)11時40分 17時40分
5/29(木)9時 10時20分 午後×
5/30(金)9時40分 10時20分 15時40分 17時
5/31(土)9時~10時20分 16時